アメブロに書いていた記事をワードプレスに引っ越ししました。アメブロから見に来てくれた方、お手数おかけしました。
リサイクルショップ社長の江口武志です。
さて、往年のプロレスファンなら皆知っている1990年2月新日本プロレス東京ドーム大会のメインイベント。 アントニオ猪木&坂口政二VS橋本真也&蝶野正洋のタッグマッチ。あの試合前の控室のインタビューで橋本真也選手が言った「時は来た!それだけだ…」。この時、蝶野選手は本当に笑っていたのか?もしも笑っていたのならなぜ笑ってしまったのか?それを蝶野さんご本人からお聞きしました!
蝶野正洋さんの講演を聴く
※2015年8月12日アメブロで書いた記事のリライトです。
じつは先日友達のおかげでプロレスラー蝶野正洋さんのお話を聴くことができました。最近はプロレス以外にバラエティー番組「ダウンタウンのガキ使 笑ってはいけないシリーズ」でも活躍していますのでご存知の方も多いと思います。
黒のカリスマ 蝶野正洋さんと僕です。
そんな蝶野正洋さんから「20代、30代、40代の失敗談から学ぶ生き方」を講演していただきました。蝶野さんが新日本プロレス時代のエピソードを話してもらいました。猪木さんの付き人時代とかの話し最高でした。そして爆笑の中、講演が終了しました。そして最後に質問タイムがあったのです。でも時間が押していたため質問は1つだけ受け付けますとのことでした。
「時は来た!」の真相を聞いてみた
僕は周りを見て数秒間どなたも手を上げないことを確認して手を上げました。どうしても聞きたかったことがあったのです!それは知ってる人は知っている、知らない人は全く知らないプロレスマニアしかわからない質問でした。
先ずはこちらをご覧ください↓
橋本真也選手時は来た!
(クリックするとYouTubeが流れます。PSのCMです。)
この映像は猪木選手&坂口選手VS蝶野選手&橋本選手のタッグマッチ、東京ドーム大会のメインイベントが行なわれる直前です。この試合前控室でのインタビューで橋本真也選手が「時は来た!」と言った後に蝶野正洋さんのリアクションが笑っているように見えました。これからの大一番張り詰めた空気の中でなぜ蝶野正洋さんは笑ってしまったのか?その理由(真相)を聞きたかったのです。
こんなマニアック過ぎる質問をしてみました。私がこの質問をした瞬間、会場には失笑が起こり、引いている空気を感じました。でも僕はそんなことは気にしません!そして聞いてみたのです。
でもその空気をまた引き戻すように蝶野正洋さんが面白く話をしてくださいました。僕の記憶をたどったので一部間違ってるところもあるかもしれません。
ここから蝶野正洋さんの話↓
あの試合は当時新日本プロレスのトップだった、猪木さん坂口さんのタッグチームと初めて対戦する試合でした。その時、俺と橋本真也選手はまだ若手で自分達の上には藤波さんや長州さんという凄いレスラーがいました。今回の闘いは、言わばお父さんと子供、おじいさんと孫というくらいの闘いです。会社として若手を伸ばしていきたいという意向があり、対戦することになったのです。
会場は東京ドームでメインイベント、観客は5万人!橋本真也選手と俺は相当気合いが入っていました。コンディションもこの試合にあわせて最高です。相手はトップレスラーでしたが絶対に気おくれしない!目にものを見せてやる!2人ともそんな気持ちでした。
試合前、控室にテレビ局からインタビューが入ると聞いていましたのでブッチャー(橋本真也選手のニックネーム)に「ブッチャー、どっちが話す?おまえはこういうの苦手だから俺が話す。」と言ったところ、橋本選手が「俺が話す!任せろ!」と自信満々で答えたのです。あまりにも自信満々だったので「わかった!任せたぞ!」と任せることにしました。
そして当然、格下だと思われている俺たちのチームから先にインタビューがあり、トップレスラーの猪木さん、坂口さんのインタビューは自分たちの後だと思っていました。
でもなぜか先に猪木さんの控室から始まったのです。そして、猪木さんがアナウンサーに向かって「闘う前から負けることを気にする馬鹿がいるか!」と張り手を食らわしたのです!本当はそのパフォーマンスを俺たちがやりたいことでした。でも猪木さんが先にやってしまったのです!
私とブッチャーは顔を見合わせて「どうする?」となっていたところにインタビューが始まりました。
俺に任せろ!と豪語したブッチャーがどんなことを話すかとても期待していました。まず俺が話し、その後にブッチャーがしめます。もし俺か後なら「ふざけんな!あんな老いぼれチームに負けるわけがねぇ!ぶっ殺してやる!」くらい言おうと思っていました。
そして緊張感の走る空気の中で橋本選手がどれだけ凄いことを言うか期待していたら…「時は来た!それだけだ…」
えっ!
短かっー!話し短かっー!
私が期待していたのと全く違う、そのコメントのあまりの短さに本当に笑ってしまいました。それが中継に写ってしまったのです(笑)
蝶野正洋さんの話、終わり。↑
というわけで橋本真也選手が「時は来た!」と言っただけでなぜ蝶野正洋さんは笑ってしまったのか?その真相を教えていただきました。
じつはこの話、まだ続きがあったのです。でもこれ書いちゃっていいのかなぁ?たぶんプロレスマニアの間でも知られていないことです。まぁ長~くなったので今日は止めておきます。もし気になる方は個人的に聞いてください。
その続きを書いてみました。
1990.2.10東京ドーム大会の裏話!?
(クリックするとページが開きます。)
この日は30年前のプロレス大好き少年に戻ってしまいました。本当に楽しい時間でした!蝶野正洋さんとも普通にお話しもさせていただきました。ありがとうございました!!
※ここまでがリライト(一部加筆修正しました。)
ワードプレスに移行してどんな反応が出るのかの実験でもあります。
今日は以上です。
江口武志
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