こんにちは。このところずっとお天気が良いですね。春は眠くなりますね。(いつもだろっ!昨日も寝ちゃいました~サーセン!)
リサイクルショップ社長の江口武志です。
さて、この前からリユースを始めたきっかけを書いています。今日は3話目です。まだ読んでいない人はこっちから読んでくださいね。クリックするとページが開きます↓
独立して半年で倒産!?僕がリユースを始めたきっかけ【1話】
売ろう売ろうとすればするほど売上は上がらない!僕がリユースを始めたきっかけ【2話】
日本語がヘタだから接客したくない!
お店でお客さまが商品を手に取っているのに中国人スタッフの春梅(仮名)がお客さまに声をかけません。お客さまが隣りにいて商品をカガミあてていても声をかけずに離れていってしまいます。
なんで声をかけないのか理由を聞くと、 「ワタシニホンゴヘタ、ダカラコエヲカケルノハズカシイ。ダカラセッキャクシタクアリマセン。」
私は中国人で日本語が下手だから声をかけるのが恥ずかしい、だから接客出来ないとのことでした・・・
そこで春梅にこんな話をしました。
「あなたは中国人だよね。日本人じゃないんだから日本語がヘタでもいいじゃない。隠さずにそのことをお客さまに言いなさい。」
わかりやすく言うと自分のコンプレックスを隠すのではなくて先ずは受け入れてみよう。そして自分の不の部分を自分の独自の強みに変えてみたらということです。そして素直な性格の春梅はすぐに実践してくれました。
お客さまが入店して商品を見ているとお客さまの横に行って「わたし日本語ヘタでしょ?」と言います。するとお客さまはいきなりそんなことを言われてびっくりします。そして何言っているんだ??って顔をします。
そこで「わたし中国人なんです。」と言います。そしたら日本人は優しい人が多いからお客さまから「いえいえ、そんなことないですよ。中国の方なのにお上手ですよ~」と言ってくれます。そこから会話が広がって自然に接客に入ることができるようになったのです。
最初は半信半疑でおそるおそる声をかけていた春梅でした。でもほとんどのお客さまが好感触でお話ができるので楽しく自信をつけることができたのです。そしてもともとファッションセンスがあり明るい性格の春梅でしたので一気に才能が開花しました!
そして春梅のアドバイスを聞きに来るお客さまも増えてきていつしかお店の中でナンバーワンのファッションアドバイザーになっていました。春梅1人で500万近く売ることもあり、お店の売上も順調に伸ばすことが出来ました。そしてお店の売上が毎月1000万以上売れるようになってきた時に今度は別の問題が出てきたのです。
もっと商品があれば売れるのに・・・
それは商品の在庫の問題でした。取り扱っていたブランドのシャンタルトーマスはインポートブランドでした。だからフランスから直輸入している商品も多く、もっとあったら売れるのに追加がきかないことがよくあったのです。
「商品の追加がきかない!」
かろうじてお店の損益分岐点はクリアしているものの高い家賃や銀行への返済負担が大きくまだまだ余裕のない状態でした。もっと商品があれば売れるのに・・・そこでもうひとつ新しいブランドをいれてシャンタルトーマスと2つのブランドで展開することを考えたのです。
「そうだ。メーカーのW社にお願いしに行こう!」
しかしそんな簡単な話ではありませんでした。なぜなら当時のWは今のようにたくさんのブランドがありませんでした。W社に相談をしたところ「シャンタルに合うようなブランドはありません。」そう言われてしまったのです・・・
せっかくお客さまも増えてきて売上も上がって来たのに商品がなくて頭打ちになっている。W社のブランドのお店に他のメーカーの商品を置くわけにもいかないし。そんな状況でした。(次回に続きます)
今日は以上です。
江口武志
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