マクドナルドでモスバーガーのハンバーガーを売る?!僕がリユースを始めたきっかけ【4話】

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こんばんは。本日リユース商品がダンボールで250箱入荷しました~今週はスタッフ総出で仕分け作業頑張ります!!

リサイクルショップ社長の江口武志です。

僕がリユースを始めたきっかけ【4話】です。

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中国人のスタッフ春梅の頑張りとそれに引っ張られて他のスタッフも頑張ってくれたおかげでオープンして1年以上経過しある程度売れるようになってきたものの高い賃料や借入の返済で全く余裕のない状態でした。

シャンタルトーマスはインポート商品も多かったため売れても商品の追加がきかない!お客様に選んでいただく楽しさの提供ができませんでした。そこでもう1つ新しいブランドを増やしてシャンタルと2つのブランドで展開しようと考えました。

「そうだ。W社にお願いしよう」

さっそく担当者にアポイントをとって率直に現在の状況やお客様への想いを伝えてもう1ブランドプラスして2つのブランド展開をしたいとお願いをしました。

担当者からは
「今はシャンタルと一緒に展開できるブランドはありません。」あっさり断られました~確かにシャンタルはレースやフリルが特徴で色も黒や赤など、かなりマニアックなブランドです。そして日を改めて何回もお願いしましたが良い返事をいただくことはできませんでした。

そこで担当者を飛び越して、偉い方へ直談判をします。そこでの回答は「シャンタルに合うブランドは難しいんだよ。他で探してきたらどう?」とのことでした。

他で探すと言われても・・・

そしてワールド在籍中によきライバルであり、切磋琢磨した仲間でもあった、I社の友人に声をかけました。ちょうどI社でこれから広げていこうというフランス人デザイナーのブランドがあったのです。

それは「ミッシェルクラン」というブランドでした。

I社としては大乗り気でした。池袋の駅ビル1階の一等地のお店に商品を置くチャンスなのですから。でも詳しく話をしていくとその喜びはため息と変わりました。

「江口さん、そりゃ無理だよ。W社さんの専門店にうちの商品を並べるなんて無理だって。そりゃさぁ地方の路面店なら可能性があるかもしれないが都心のしかも駅ビルでなんて!東京中探しても1軒もないよ!だいいちW社さんがOKしないだろ!」

当然の話でした。業界の常識ではW社のショップにI社の商品を置くことは有り得ない事でした。もちろん逆もタブーでした。

わかりやすく例えますとマクドナルドでモスバーガーのハンバーガーを売るようなもんです。(伝わってますか?)

そこで今度はW社との話し合いです。どこかで探してきたら?と言ってはいましたが探してきた先がまさかライバルのI社のブランド!?最初はムリ、出来ないの一点張りでした!

でも諦めずに時間をかけてお客さまのためでもあることを伝えてようやく了解をいただくことが出来たのです!ついにシャンタルトーマス&ミッシェルクランのミックスショップの誕生です。

当時は業界の常識をくつがえしたショップとのことでアパレル業界でもかなり話題になりました。売場の展開はシャンタルトーマスの売り場面積を2/3にしてに残りの1/3をミッシェルにしました。そして売上はシャンタルはそのまま1000万円の売上をキープしてプラスアルファでミッシェルの売上が入りました。

今までの売上と比べて130%、150%という驚異的な売上をあげることができました。

ちょうどその頃にうちが出店していたJR池袋の駅ビルの社長より直接声がかかることになります。それは?

「相談したいことがあるから時間をつくってくれ」ということでした。

社長直々にお呼び出しなんていったい何だろう?と不安と期待が入り混じっていました~

次回に続きます。

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江口武志

社長:株式会社イー・エフ・オー 私は1971年、東京都台東区で生まれました。生まれてすぐに父の転勤で福岡に行きました。それから何回か転勤があり、小学校入学の時に東京都足立区に戻ってきました。足立区ってイメージ悪いですよね~だけど僕は大好きな地元です。 そして婦人服の専門店に就職していました。その後父が50歳の時に起業したアパレル会社に転職しました。現場(店舗)を中心に仕事をしていました。その後父が病気になって急遽社長になり、8年が経過しました。最初はいろいろと苦労しましたね。 これからもファッションを通して豊かな生活を提案すべく、いろいろとチャレンジしていこうと思います。 お神輿を担ぐこと、マラソン、格闘技観戦、美味しいものを食べること、そして仲間とお酒を飲んだり一緒に遊んだり、勉強することが大好きです。

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