こんばんは。今日のリユース品の仕分け作業をしていました。単純な作業だからこそ、どうやったら効率よくできるのか?周りがスムーズにできるのか?そんなことを考えてやっていました。今週一杯頑張ります!!
リサイクルショップ社長の江口武志です。
さて、僕がリユースを始めたきっかけも今回で第5話目になりました。あとどれくらい続くのだろう?書いてみないとわかりません~(笑)
独立して半年で倒産!?僕がリユースを始めたきっかけ【1話】
売ろう売ろうとすればするほど売上は上がらない!僕がリユースを始めたきっかけ【2話】
コンプレックスを強みに変えることってできるの?!僕がリユースを始めたきっかけ【3話】
マクドナルドでモスバーガーのハンバーガーを売る?!僕がリユースを始めたきっかけ【4話】
売れていてお客さまも来ているのに商品の追加がきかなかったW社のシャンタルトーマスというブランド。いろんな方の協力もありI社のミッシェルクランというブランドと一緒に1つのショップで運営することが出来るようになりました。業界の常識をくつがえす方法でなんとかクリアすることができたのです。そしてようやく順調な売上がとれるようになりました。そんなある日ことでした。
お店を出店しているJR池袋駅ビルの社長から直々に連絡が入りました
「相談したいことがあるから時間をつくってくれ!」
「なんか問題でもあったのか?」という不安な気持ちの中、約束の日時に社長のもとに向かいました。そしたら社長からは嬉しい言葉があったのです。「1階のお店は絶好調だね。W社とI社のミックスのお店をつくるなんて凄いじゃないか!」
「ありがとうございます!」
そんな社長からのお褒めの言葉をいただき気を良くしていると真顔になった社長からこんな言葉がありました。「じつはお願いがあるんだよ。地下1階に6坪の空き区画がある。そこを活用できるように何か考えてくれないか?」
社長には大変お世話になっていましたので「はい!わかりました。」とふたつ返事をしてその場を退席しました。
そして次の日の早速場所を見ておこうと思いメトロポリタンプラザの地下一階に行きました。でも提案された場所がありません。あれっ?場所がないぞ?どこだ?地下1階のフロアを3周しても見つかりませんでした。
当時はうちの会社も池袋にしかお店がありませんでした。だから毎日のようにメトロポリタンプラザに行っていましたがそれでも見つかりません。あまりにもわからないのでフロア担当者に連絡してようやく場所が見つかりました。
えっ?まさかこの場所・・・
そこは通常の通路からは見えない。お客様の全くいない。お客様の流れもない。そしてちょっと薄暗くて奥まったどん詰まりの場所だったのです。僕でさえ一度も足を運んだことのない一番奥の場所でした。しかも6坪しかありません。いわゆるデッドスペース(死に場所)でした。
しばらくその場所でお客様の流れを観察していました。そしたら1時間経過しても誰も来ない。そしてやっと来たお客様は提案された場所の前にある靴の修理屋さんのお客様でした。(この場所だと1日営業していても数名しかお客様は来ないんじゃないか?)
そしてすぐに結論は出ました。
「この場所で商売は無理だ!!」
そして断わるならすぐにしようと思いまして、すぐにメトロ社長に連絡して数日後にお会いする約束をしました。
そして応接室で社長から話される前に切り出しました。
「社長、先日お話をいただいた地下1階の区画の件ですが、ちょっと奥まっている場所ですし、6坪しかないのであそこでは物販はできません。せっかく声をかけていただいたのに申し訳ありませんでした。」
すると社長は表情を全く変えずゆっくりと口を開きました。
「誰があそこの場所で物販をやってくれって言ったんだ。私は何か活用できるように考えてくれって言ったんだぞ。」
何か考える・・・
そしてさらにいろいろ質問をしてみました。元々はあそこの場所でどんな商売をしていたのか?その時の売上は?どれくらい空いている場所なのか?そしたら驚くような答えが返ってきたのです。
もとはクリーニング屋。
1ヵ月の売上が30万。
半年間空いている。
えっ!1ヵ月の売上が30万円ってそれじゃ家賃も人件費も払えないじゃないか!?だから退店して半年間そのまま空区画になっているということがわかったのです。
そして社長からお願いされてしまい結局もう一度考えることになりました。「どうすれば良いんだ~」この時は全くアイデアは思い浮かびませんでした~
次回に続きます。
江口武志
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