リサイクルショップの利益率ってこんなに高いの~!!僕がリユースを始めたきっかけ【8話】

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こんばんは。大リーグで大谷選手が大活躍していると思えば、サッカー界は大変なことになっていますね~結果が良ければ何も言われないと思います。なので頑張って欲しいです!

リサイクルショップ社長の江口武志です。

さて、僕がリユースを始めたきっかけの第8話目です。ぶっちゃけこんなに長くなると思いませんでした。もう少しの辛抱です(笑)前回の記事はこちら

妻の着ていなかった商品を初めてリサイクルショップに持っていきました。そして買い取りを体験しました。でもその結果が洋服10着で350円という買取価格のあまりの安さにがっかりしてしまいました。そしてとても残念な気持ちになったのです。

そして洋服全部を350円で買い取ってもらったリサイクルショップに数日後にまた行ってみました。なぜかというとどれくらいの値付けをしているのか見たかったのです。

お店に到着してお客さまのふりをして店内を探してみました。(あっ!あったぞ。さてどれくらいの値段で売っているんだろう?)

ん?せん 1,500円!高っ!もちろん1点の値段ですからね。こっちのブラウスは・・・1,200円!高っ!

全部の商品は見つかりませんでしたが見つけられたもので販売価格は500円から高いもので1,500円でした。だいたい平均すると1点1,000円くらいの売価です。

あくまでも僕の想像ですが商品10点だとして1点1,000円で売れたら10,000円の売上です。そして仕入れ値が350円だから。

全部売れたとして

(売価)10,000円-(仕入れ価格)350円=

(粗利)9,650円!!

僕はすぐにこう思いました。(こんなに粗利があるのかよ!!仕入れ値の28倍!めちゃくちゃ暴利だなぁ。こんなに儲かんの?!買取りって美味しいなぁ~)

そしてこの時は自分が買取りで体験した嫌な気持ちも忘れてしまい、買取りのリサイクルショップをやろうなんて思っていました。(単純ですね。今も単純ですけど。)

そしてこの体験の後もいろんなリサイクルショップをまわってシステムを調べました。そしたら買取りではないもうひとつのシステムがあることに気づいたのです。

それが委託販売でした。

委託販売とはお客さまから商品を預かってお店で販売して売れた金額から手数料をもらう仕組みです。手数料は30%~50%くらいでした。例えば10,000円の商品が売れたらお店の手数料として3,000円~5,000円もらうイメージです。

僕も最初は買取りで考えていました。買取りは利益率がハンパなかったからです。(この当時の安易な考えです。実際にはこんなに粗利はありませんからね。)でも買取りのリサイクルショップにした場合にどうしても駅ビル社長からの宿題をクリアすることができなかったのです。

その宿題は
①お店をゴミ箱にするな(汚くするな!)

②盗品、コピー品を売買するな!

そしてもうひとつどうしても引っかかっていたのがリサイクルショップをやろうと思ったきっかけでした。それは着ていないけれど捨てるにはモッタイナイお洋服がタンスやクローゼットに溢れて困っているお客さまです。そんなお客さまのお悩みを解決したかったのです。

確かに買取りは魅力でした。でも調べていくうちに買取りには在庫のリスクがあります。だからある程度の利幅を乗せないといけないこと。そしてそのためには安く買う必要があることがわかりました。

例えば買取りをした場合、1日10点買い取って頑張って9点売ったとします。でも1点の売れない不良在庫が残ってしまったら。もしもそれが毎日1点ずつ溜まってしまうと1年で365点の売れないものがお店に滞留してしまいます。小さいお店だったらあっという間に汚くゴミ箱になってしまいます。

また盗品やコピー品を現金に換えてやろうって人間はすぐにその場で現金を支払ってくれるところに持っていくはずです。だから買取りに持っていきます。わざわざ委託販売で預けるようなリスクはおかさないだろうと思いました。そして委託なら在庫のリスクがないからお客さまにもたくさん還元できます。

来てくれたお客さまに僕が妻のお洋服を買取ってもらった時のあの残念な気持ちにさせるわけにはいかない。そうだ!委託販売のリサイクルショップなら社長の宿題もクリアできるぞ!

そして決めました!うちは委託専門のリユースショップをやろうと思ったのです。でもこの時はまだ心が揺れている状態でした・・・

次回に続きます。

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江口武志

社長:株式会社イー・エフ・オー 私は1971年、東京都台東区で生まれました。生まれてすぐに父の転勤で福岡に行きました。それから何回か転勤があり、小学校入学の時に東京都足立区に戻ってきました。足立区ってイメージ悪いですよね~だけど僕は大好きな地元です。 そして婦人服の専門店に就職していました。その後父が50歳の時に起業したアパレル会社に転職しました。現場(店舗)を中心に仕事をしていました。その後父が病気になって急遽社長になり、8年が経過しました。最初はいろいろと苦労しましたね。 これからもファッションを通して豊かな生活を提案すべく、いろいろとチャレンジしていこうと思います。 お神輿を担ぐこと、マラソン、格闘技観戦、美味しいものを食べること、そして仲間とお酒を飲んだり一緒に遊んだり、勉強することが大好きです。

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